守成クラブいわみざわ 人図鑑 ~人と想いがつながる会員インタビュー~
(更新)
「販路を広げたい」から始まった、人との出会いと自分自身の成長

今回の「守成クラブいわみざわ 人図鑑」に登場するのは、株式会社晃栄商事 代表取締役社長の中西美穂さん。
岩見沢市栗沢町で米づくりに携わりながら、農業資材の販売や農作業の受託など、農業に関わる幅広い事業を手がけています。
「販路を広げたい」という思いから守成クラブへ。けれど、初めての例会では緊張で頭が真っ白に――。
参加して間もない中西さんだからこそ感じた不安、人との出会い、そして守成クラブへの率直な思いを聞きました。
中西さんが守成クラブを知ったのは、人からの紹介でした。
業務委託で関わっている方と前野さんとのつながりから、「こういう場があるけれど、興味はありませんか」と声をかけてもらったことがきっかけです。
入会を決めた一番の理由は、とても明確でした。
「まずは販路を広げたい。それが一番大きなきっかけです」
中西さんは岩見沢市栗沢町で、自ら米づくりに携わっています。
栽培しているのは「ゆめぴりか」。作付けから稲刈り、籾摺り、玄米を白米にするところまで一貫して携わっています。
そのほかにも農業資材などの販売や、中古農機具の買取・販売の仲介、ドローンによる農作業の受託などを行っています。中でも今、販売先を増やしていきたいと考えている商品のひとつが、白米と玄米をブレンドした「やさしいブレンド」です。
自分たちの商品や仕事を、もっと多くの人に知ってもらいたい。
そんな思いが、守成クラブへの最初の一歩につながりました。
新しい人との出会いに期待する一方で、中西さんには入会前から大きな不安もありました。
それは、「人とうまく話せるだろうか」ということ。
その場限りの会話はできても、これから関係を築いていく相手となると、「どう思われるだろう」「よく思われたい」という気持ちから、うまく話せなくなるかもしれない。初めての例会を前に、自宅でも話す内容を練習して臨みました。
ところが、いざ2分間のPRが始まると――。
「何にもなくなっちゃいました。頭の中は白紙になってしまって」
準備していても、実際に人前に立つと緊張する。
初参加ならではの経験でした。
でも、その経験から中西さんが感じたことがあります。
「まず自分を知ってもらわないと、自分のやっていることにも興味を持ってもらえないんだなって」
商品やサービスを知ってもらうことだけではなく、その前に「自分」という人間を知ってもらう。
守成クラブへの参加を通して、中西さんの中で「人とつながる」ということへの見方が少しずつ変わり始めました。
初めて参加する場では、何を話せばいいのか、どう振る舞えばいいのか、不安になることもあります。
そんな中で中西さんの印象に残っているのが、同じテーブルになったTMマスターの佐々木百合香さんです。
佐々木さんは中西さんに何度も声をかけ、気遣ってくれたといいます。
特に、車座でうまく話せるか不安に感じていた中西さんに、ご自身の経験を交えて話してくれたことが心に残りました。
「自分の時も最初は話せなかった、と体験談も交えていただけたのは、とても印象に残っています」
「最初からできなくても大丈夫」。
直接そう言われたわけではなくても、自分と同じような経験をした人から声をかけてもらえたことで、中西さんの安心につながりました。
守成クラブいわみざわの第一印象を尋ねると、中西さんはこう表現します。
「皆さん、思いやりが強い会だなと思います」
ビジネスのつながりだけではない、人から人への気遣い。
初めて参加した中西さんだからこそ、その空気を強く感じたのかもしれません。
一方で、実際に参加したからこそ分かった、入会前とのギャップもありました。
中西さんは当初、例会に参加すれば「その日に商談が決まることもあるのかもしれない」とイメージしていたそうです。
しかし、参加してみると、そう単純ではありませんでした。
「私のことを、まだ知ってもらえてないもんなって」
料金や商品の話だけではなく、自分が何をしている人なのかを知ってもらう。
そして自分から伝え、関係をつくっていく。
すぐに結果を求めるのではなく、その積み重ねが必要なのだと感じるようになりました。
今、中西さんは守成クラブを「自分を成長させる場」として捉えています。
ただ月に一度、例会に出席するだけにはしたくない。
人脈を広げ、ビジネスにつなげ、会社にとっても「参加した意味」をつくっていきたいと考えています。
「皆さんに追いついて、肩を並べられるようになるのが、まず挑戦ですね。私の中で」
入会したばかりだからこそ、まだ分からないこともあります。
「例会で何をしていいのか」「何をするべきなのか」「分からないことを誰に相談したらいいのか」。
中西さん自身が迷った経験から、新しい会員に向けて、ルールだけでなく具体的な活用方法や相談先が分かるサポートがあると参加しやすいとも感じています。
これから守成クラブへの参加を考えている人に伝えたいことを尋ねると、中西さんは「ビジネスにつながるかどうか」だけではない、自身の現在地から感じていることを話してくれました。
「ビジネスにつながるのか、つながらないのかは自分次第だけど、そこで自分を成長させる努力をすれば、絶対何かにつながるって信じています」
さまざまな事業主や経営者と出会い、それぞれが経験してきたことを直接聞く。
その中から何を受け取るのかも、自分次第です。
「自分の中に何かは絶対に残る。それを受け取れるか、受け取れないかはその人次第だと思います」
「販路を広げたい」という目的から始まった、中西さんの守成クラブでの一歩。
今はその目的だけにとどまらず、自分自身がどう成長し、人とどうつながり、それを仕事へどう生かしていくのか。
その答えを探しながら、一歩ずつ進んでいます。

中西さんが代表を務める株式会社晃栄商事は、岩見沢市栗沢町を拠点に、農業に関わるさまざまな事業を行っています。
中西さん自身も米づくりに携わっており、栽培しているのは「ゆめぴりか」。
「自分で作付けして、稲刈りをして、籾摺りをして、玄米から白米にするところまで一貫して携わっています」
米づくりだけでなく、農業資材・肥料・農薬の販売、中古農機具の買取・販売の仲介、ドローンを使った防除や麦の播種など、農家の仕事を支える事業も展開しています。
その中で、今後さらに広げていきたいと考えているのが、農作業の受託と、自社で販売しているお米です。
特に力を入れている商品のひとつが、白米と玄米をブレンドした「やさしいブレンド」。
「この『やさしいブレンド』の販売先を増やしたいというのが、すごく大きな部分です。」
自分自身が生産に携わっているからこそ、どのように作られた米なのかを自分の言葉で伝えられることも、中西さんの仕事の特徴です。
農業をする人として、そして農家を支える事業者として。
現場に立ちながら、農業に関わるさまざまな仕事をつないでいるのが、株式会社晃栄商事です。
「販路を広げたい」という明確な目的を持ちながらも、初めての例会では緊張し、戸惑いもあった中西さん。
印象的だったのは、うまくできなかった経験も含めて、自分自身の次の課題として受け止めている姿でした。
そして、その「はじめの一歩」を支えていたのが、同じ場にいる会員からの何気ない声かけや気遣い。
守成クラブいわみざわで人と出会い、自分を知ってもらうことから始めようとしている、中西さんの現在地が見えるインタビューとなりました。
| 氏名 | 中西美穂 |
| 会社・屋号 | 株式会社 晃栄商事 |
| 役職 | 代表取締役 社長 |
| 事業内容 | お米の買取・販売 農業資材・肥料販売 農業機械買取・販売 ドローン 請負精米 色彩選別機アクティブ販売店 |
| 守成クラブでの立場 | 準会員 |
| 入会 | 2026年7月 |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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